ビーチラグビービーチラグビーは、ラグビーの派生型として位置づけられるスポーツ(球技)[1]。砂浜で行われるビーチスポーツの一つである。
IBRA
歴史1990年、明治大学ラグビー部OB若狭平和(現:国際ビーチラグビー協会 (IBRA) 副会長)が日本発祥のビーチスポーツとして生んだ競技である。また、IBRAではスポーツだけでなく「環境美化」・「海浜美化運動」も併せて行っている。(元は、明大ラグビー部内でラグビーのオフシーズンの夏に部内のローカルルールで行われていた競技を同部OBの若狭平和らがルール整備し、協会、競技大会を発足させた[4]。) 2013年4月には、名称をビーチフットボールから「ビーチラグビー」に変更した[5]。 2009年に新潟県で行われた「トキめき新潟国体」のデモンストレーション競技として、このビーチラグビーが選出された。また、2015年に和歌山県で行われた「紀の国わかやま国体」のデモンストレーション競技にも選出された。 ルールタッチラグビーとアメリカンフットボールを足して2で割ったような、浜辺で行うスポーツで、タックルなどの体の接触がなく安全に楽しめ、かつスピーディなスポーツで老若男女が楽しめる。 各チーム5人ずつに分かれ、楕円球を用いて、前後半7分間ずつのゲームを行う。相手ディフェンスによるタッチを交わしながら、相手陣のゴールゾーンまでボールを運んだら、「タッチイン」といって得点となる。
タッチされる事で1回の攻撃権を失い、5回の攻撃権が消滅した時点で攻撃権は相手チームに移る。 5回の攻撃権を持つ間に1回だけ前へ投げることが出来る。(フロントパス) ボールを落としたり(ノックオン)、フロントパス以外で前へパスする(スローフォワード)などの反則をした場合にも、攻撃権が相手チームに移る。 次の行為などが反則となる。
直後に、得点側3人対失点側2人でエキストラポイントが行われる。攻撃側のエキストラポイントが成立すれば、更に+1点を得る。 グリュイサン・ビーチラグビー地中海沿岸でもビーチラグビーが行われており、15人制と13人制ラグビーから生まれた団体競技とされ、1チーム5人の2チームで対戦する[3]。特にヴァルラス・プラージュ(Valras-Plage)とオード県(Aude)のグリュイサン(Gruissan)で毎年7月に開催されるビーチラグビーの大会がよく知られている[3]。 このうちオード県・グリュイサンで開催されているビーチラグビーがグリュイサン・ビーチラグビーである[3]。若年層、男女混成、女性など全てのチームに開かれた大会となっている[3]。 脚注
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